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高島屋 外商 迎賓會2025 大阪 初開催レポート|帝国ホテル大阪で開かれた特別な2日間

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2023年9月3日パン粉玉運営本部

「招待状が届く人だけが知る、特別な世界。」
その言葉がぴったりなのが、高島屋の外商顧客限定イベント 「迎賓會」。高島屋外商の上顧客のための展示会が、2025年帝国ホテル大阪で初めて開催されました。
選ばれた人だけが足を踏み入れる、洗練された2日間のイベント。いったいどんな空間で、どんな人々が集うのか――。
今回は、その「迎賓會」がどのように案内され、どのようなイベントだったのか?実際の様子を、体験を交えてご紹介します。

初開催される「外商お得意様 特別招待会 高島屋 迎賓會」案内の詳細とは

2025年、高島屋が外商顧客のために開催した「迎賓會」は、大阪では初めての開催となりました。会場は格式ある帝国ホテル大阪です。
封筒で届いた案内状からは、高島屋が大切な顧客のために用意した特別な時間の気配が伝わります。
ここでは、その案内状から読み取れる「高島屋 迎賓會」の詳細をひも解いていきましょう。

高島屋 迎賓會の案内 封筒の内容物とは?

開催日の一か月ほど前、ずっしりとした角2サイズの茶封筒が自宅に届きました。
封を開けると、厚みのある上質な白紙に「外商お得意様 特別ご招待会 2025 迎賓會」と印刷された、特注サイズと思われる白い封筒が現れます。
表面には、外商顧客の名前が毛筆体の筆記書体で印刷され、裏面には外商部のグループ名と担当者名がスタンプで押されていました。
その封を開けた瞬間、これまでの高島屋の催事とは明らかに違う、特別な空気を感じました。

茶封筒の内容物
  • 高級感のある特注封筒(外商名義の宛名・外商部署・担当者名記載あり)
  • 高島屋 代表取締役社長名義の開催案内状
  • 高島屋 迎賓會 案内用紙
  • Pre-limited catalogue」冊子
  • 各ブランドの逸品を紹介するPre-limited リーフレット(32ブランド分)

会場と開催概要についてはどのように案内されていたか!?

大阪で行われる「高島屋 迎賓會」は、2025年11月8日(土)・9日(日)の2日間帝国ホテル大阪にて開催されるというシンプルな案内内容となっています。

見開きの案内用紙には、表紙に開催日時と会場名、内側には簡潔な挨拶文と出店ブランド一覧が記載され、裏面には会場となる帝国ホテル大阪への案内図が掲載されています。
唯一、明確に記されているのは「受付は3階にございます。」という一文のみです。

また、外商担当者によると、この迎賓會は大阪で初めての開催であり、最高ランクの外商催事として位置づけられていると説明を受けました。

開催概要
  • イベント名:高島屋 迎賓會
  • 開催日時
    2025年11月8日(土)午前11時〜午後7時
    2025年11月9日(日)午前10時〜午後6時
  • 会場:帝国ホテル大阪
  • 対象:高島屋 外商顧客(完全招待制)
  • 主催:株式会社高島屋

出店ブランドやアイテムは、以下のように発表されています。
ただし、実際の会場では、案内に掲載されていない有名ブランドの出店も確認されました。

出店ブランド・アイテム(抜粋)
  • ジュエリー・時計
    Cartier/BVLGARI/CHANEL/Van Cleef & Arpels/Harry Winston/Tiffany & Co./CHAUMET/GRAFF/DAMIANI/OMEGA/HUBLOT/VACHERON CONSTANTIN/BREGUET/Grand Seiko
  • ファッション・レザー
    DIOR/CELINE/GUCCI/LOEWE/FENDI/BOTTEGA VENETA/Delvaux/Maison Margiela/Brunello Cucinelli/Valextra/Berluti/JIL SANDER/TOM FORD/ZEGNA/Ferragamo
  • 宝飾品・アクセサリー
    MELLERIO/David Morris/CRIVELLI/Queen Coral
  • リビング・アート
    Baccarat/BANG & OLUFSEN/MEISSEN/LLADRÓ/Poltrona Frau/GAGGENAU/ligne roset
  • 食料品・嗜好品
    Dom Pérignon/LEROY/SUNTORY/CHAMPAGNE THIENOT
  • 美術・工芸・服飾
    龍村美術織物/千總/西陣織/市原亀之助商店/大羊居/西村画廊/松井冬子特集

厳選された出品カタログ Pre-limited とは?

迎賓會の案内封筒の中で、ひときわ存在感を放っていたのが「Pre-limited catalogue」と「Pre-limited リーフレット」です。
いずれもこの日のために特別に制作されたと感じられるほど、重みと気品が漂っていました。

一方の「Pre-limited リーフレット」は、カルティエ、シャネル、ブルガリ、ヴァンクリーフ&アーペル、ティファニーなど、32ブランドが自社の推しの一点を紹介した特別カタログです。
数千万円から億を超えるハイジュエリーや時計が並び、厚みと艶のある紙質がその特別感を際立たせています。
このリーフレットこそが迎賓會の“核心”を示す一冊であり、選ばれた逸品が展示されることを予感させる内容です。

さて、これらの素晴らしい逸品の数々は、どのように展示され、外商顧客へ紹介されるのでしょうか。実際の会場を様子を次で見ていくことにしましょう。

帝国ホテル大阪で開かれた 高島屋 迎賓會 2025 現地レポート

ここでは、実際に会場を訪れた際の様子をレポートします。
格式高い帝国ホテル大阪で行われた「高島屋 迎賓會」
受付で渡されるチケットや案内、ホテル全体を使った贅沢なフロア構成、そして最後に受け取った来場記念品までを詳しくご紹介します。
さらに、筆者が招待を受けた帝国ホテル大阪のレストランランチについても触れていきます。

受付の様子と手渡されたもの

当日、筆者は車で帝国ホテル大阪へ向かいました。
車寄せ付近には、高島屋のバッジをつけたスタッフが3名ほど待機しており、誰かの到着を心待ちにしている様子が伝わってきました。

車を駐車場にとめ、3階に設けられた受付へ向かいます。
エスカレーターを上がるとすぐにスタッフが案内してくれ、丁寧に受付まで導かれました。
記帳台で自身の名前と外商担当者名を記入します。最近は慣れてきたため、グループ番号もスムーズに書き添えることができ、受付担当者も確認がしやすい様子でした。

このとき手渡されたものは、以下の通りです。

  • 会場案内図:3階〜5階の展示会場と、22階のティールームを含む詳細マップ
  • 駐車券優待:車での来場者向けに4時間分の優待券
  • Tea Ticket:ホテル内ティールームで利用できるチケット(人数分)
  • 来場記念品引換券:特別な記念品と引き換え可能なチケット

高島屋の特別催事では、Tea Ticket来場記念品が定番ですが、今回の「迎賓會」は格別です。どのようなものが提供されるのか、期待ができます。

迎賓會のフロア構成と出店ブランド紹介

今回の「高島屋 迎賓會」は、帝国ホテル大阪の3階から5階まで、さらに22階のティールームまでを使用するという、まさに“ホテル全体を貸し切った”壮大なスケールで開催されました。
各フロアにはゆとりある通路と展示スペースが設けられ、どのブランドも落ち着いた空間の中で、その世界観を存分に表現していました。
早速、順番に見ていきましょう。

3階:ジュエリー・時計・受付

3階は、迎賓會のメインフロア。
カルティエ、ハリー・ウィンストン、ショーメ、グラフ、ブルガリなどのジュエリーブランドが並び、外商顧客が最も時間をかけて訪れるエリアです。
また、オメガ、グランドセイコー、ウブロといった高級時計も同じフロアに出展されていました。
フロア中央通路付近には受付が設けられています。

また、ポルトローナ・フラウ、バカラ、マイセン、バング&オルフセン、リヤドロといったインテリア・美術ブランドも出展。ドン ペリニヨンの特設ブースも設けられ、上質な嗜好品の提案も行われていました。

4階・5階:ファッション、インテリア、アートの世界

4階と5階は、ファッションや宝石の人気ブランドを中心とした展示エリアです。
ディオール、セリーヌ、フェンディ、ボッテガ・ヴェネタ、ロエベ、グッチ、デルヴォー、ヴァンクリープ&アーペルなどの有名ブランドが並び、さらに案内には記載されていなかったルイ・ヴィトンの展示も確認されました。
非常に充実したラインナップです。

22階:Tea Room(ティールーム)

展示を合間、または見終えた来場者が休息をとれるのが、22階のティールームです。
高島屋の特別催事では軽食やスイーツ、アトラクション(マジックや演奏)が用意されることもありますが、今回は構成がやや異なり、その実施はありませんでした。

ここで使用するのが、受付で渡された「Tea Ticket」です。
なお、フロアマップに「ペガサス」「アポロン」と記載の会場名が示されており、当日のティールーム運用に用いられていました。

Tea Room メニュー
  • コーヒー(ホット/アイス)
  • 紅茶(ホット/アイス)
  • ウーロン茶
  • オレンジジュース
  • アップルジュース
  • コーラ
  • グレープフルーツジュース
  • トマトジュース
  • ジンジャーエール
  • ペリエ

来場者だけに贈られた特別な記念品

受付で渡された引換券を手に、展示を見終えた来場者が受け取るのが「来場記念品」です。
今回の記念品は、「BEAN to FINANCIER(ビーントゥフィナンシェ)」の焼き菓子セット
丁寧に個別包装されたフィナンシェが、紫のラッピングペーパーに包まれ、上質な箱に収められています。

高島屋の催事では来場記念品は定番ですが、今回は大きな箱に詰められた豪華な焼菓子セットだったことに驚きました。
「迎賓會」への並々ならぬ意気込みが感じられる、印象深い記念品でした。

一部の外商顧客に提供された 迎賓會ランチの詳細

今回の「高島屋 迎賓會」では、招待された外商顧客の一部に、帝国ホテル内レストランで楽しむ特別ランチの案内がありました。
会場となったホテル内の複数の高級レストランから選択が可能で、いずれも格式と洗練を誇る名店ばかりです。

選択可能なレストラン
  1. フランス料理「レ・セゾン」
  2. 中国料理「ジャスミンガーデン」
  3. 日本料理「大阪 なだ万」
  4. 鉄板焼「嘉門」

今回筆者はフランス料理「レ・セゾン」を選択しました。メニューは以下のようになります。

  • アミューズ・ブーシュ
  • アールグレイを香らせたタスマニアサーモンのミキュイ
    カボチャのクリームとナッツのチュイル
  • 季節野菜のポタージュ
  • 備長炭で香ばしく焼き上げたガリシア栗豚ロース
    じっくり煮込んだピペラードとポシュと共に
  • フランス産マロンクリームのモンブラン仕立て
    キャラメルのグラスとカシスのコンポート
  • コーヒー
  • 選択可能なワンドリンク:
    【アルコール】ビール/白ワイン/赤ワイン
    【ノンアルコール】オレンジジュース/ウーロン茶

帝国ホテル大阪で提供されたランチは、すべての来場者に用意されていたわけではないようです。
会場となったレストランは予約制で、混雑も見られなかったことから、一定の外商顧客に絞られていたと考えられます。

そもそも高島屋の催事におけるランチ招待は、以前から存在していたようですが、コロナ禍の期間中は中止されていたとのこと。
選定方法についてはさまざまな噂があり、「買い物実績1000万円以上でランチが提供される」といった話も耳にします。

担当者にそれとなく確認したところ──

外商担当者の判断が大きく関わっている印象

最終的な判断は上司が行うと思われますが、外商担当者の裁量が大きく影響していると感じました。※推測

高島屋 迎賓會を終えて ― ひとりの外商顧客が感じたこと

華やかな催しの裏側には、実際に参加した外商顧客だからこそ見える視点があります。
ここでは、ひとりの顧客として感じた「迎賓會」の魅力と、今後に期待したい点を率直にまとめてみました。

高島屋の本気を感じた展示会場

今回の「高島屋 迎賓會」は、百貨店としての意気込みを感じました。
展示されていた商品はどれも選び抜かれた逸品ばかりで、実用性よりも“希少価値”を重んじたラインナップ。
価格帯は高額ながら、「買えたらいいだろうな」と思わせる特別な魅力を放っていました。

また、外商担当者の知識や案内力も非常に高く、来場者の導線や商談サポートまで完璧に把握されていました。
人気ブランドには広めの商談スペースが設けられ、ドリンクを楽しみなが商談が行える環境が整っていました。
宝飾の展示も圧巻で、西日本の各店から訪れた外商顧客で賑わっていました。

記念品に感じた特別感とリクエスト

来場記念品は「BEAN to FINANCIER(ビーントゥフィナンシェ)」の焼き菓子セット。
高島屋の催事では小さなお菓子が多い中、今回は箱のサイズも大きく、内容も充実しており、まさに特別なイベントを象徴する贈り物でした。
上質な包装やボリューム感からも、高島屋がこの催事に込めた想いが伝わってきます。

一方で、今後は和菓子などの別ジャンルも選定されると、さらに特別感と幅広い顧客層への訴求力が高まるのではと感じました。

賞味期限の長いものが選ばれている可能性あり

特別プログラム ランチを食して感じること

選ばれた顧客だけが案内されたランチは、帝国ホテル大阪の複数レストランから選べる特別なプログラムでした。
筆者はフランス料理「レ・セゾン」を選択。外商担当者の丁寧な誘導でスムーズに着席でき、45分間という短いながらも贅沢な時間を過ごしました。

着席するなり45分でお願いしますと言われる!!

画像はイメージです

ただ、ドリンクの選択肢が少なく、提供ペースがやや早かった点は残念に感じました。
帝国ホテルの通常コースとは異なり、「迎賓會仕様」のメニュー構成だったように思います。
とはいえ、このランチが再開されたこと自体が特別であり、選ばれた顧客としての歓びを改めて実感できました。

今後への期待

全体を通して、「高島屋 迎賓會」は外商顧客のために練り上げられた、まさに百貨店の本気を感じる催しでした。
改善を望む点はいくつかありましたが、それ以上に、顧客として特別な時間を過ごせたことに深い満足を覚えます。

次回は、ブランドや記念品、食の提案にさらなる工夫が加えられ、より完成度の高い“迎賓”の世界が広がることを期待しています。
そして、今後も外商顧客との絆を大切にしながら、より洗練された催しへと進化していくことを心から願っています。
引き続き、外商イベントや迎賓會の動向をレポートしていきたいと思います。

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