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2023年9月3日パン粉玉運営本部
阪急阪神百貨店の外商カードは 近畿地方では非常に人気が高いです 2024年衝撃のダイレクトメールが外商顧客の手元に届き始めています その内容はいったいどのようなものなのでしょうか? そのダイレクトメールが意味する新しい外商カードの全容はまだ謎に包まれていますが 現在わかっていることをまとめてみました
現在の阪急阪神百貨店の外商カードとは
数ある外商カードの中でも阪急阪神百貨店の外商カードは非常に人気が高いです その理由に上げられるのが 年会費無料(プレミアム)・一律10%優待(一部除外品あり) という特徴です
また阪急うめだ本店と阪神梅田本店は 大阪の中心地にあり 規模も大きく品揃えも充実してることから人気です 東の伊勢丹 西の阪急阪神と言われるほど 充実した品揃えを誇っています
阪急阪神百貨店の外商カードは 阪急阪神お得意様カードプレミアム といい 現在では年会費無料 一律10%優待と非常にシンプルでわかりやすいシステムとなっています
一部に年会費が発生する外商カード(ゴールド)があります
割引優待には一部 対象外・購入商品によって優待率が変化するものもあります
特徴 | 準ハウスカード(収納会社 ㈱ジェーシービー) |
年会費 | 無料 家族カード無料 |
割引優待 | 10%優待 箱物ギフト5% セール品3% 除外品化粧品を除くCHANEL・カルティ・ブルガリ・HERMES・ルイヴィトン等 |
限度額 | 一般 300万円程度 |
年間必要買物額 | 規定なし 一部買物額に応じてクリスタルラウンジが利用可能 |
請求と支払 | 毎月15日締め翌10日 指定口座引落 |
阪急阪神百貨店の外商カードは 最近の外商カードでは少なくなったハウスカードです 外商のハウスカードとは 百貨店側が指定した百貨店又は店舗のみ利用できるカードを指します また 外商顧客の掛け売上(負債)は 百貨店側にあり 請求・取り立てを百貨店側が行います しかしこの阪急阪神百貨店は 収納会社をJCBとしており 純粋なハウスカードとして認識するには若干の疑問があります このことから筆者は 準ハウスカードとして位置づけています
ハウスカード発行は それなりの信用が必要 外商審査が厳しい百貨店
最近では主流になりつつある クレジット機能付外商カード は年会費が必要となるケースが多いです 阪急阪神百貨店の外商カードは ハウスカードという主軸を貫いており 年会費は無料となっています ゴールドは年会費1,000円+消費税
また 年間に求める必要買物額もなく更には年間の買物額に応じて優待率が変化するという複雑なシステムもありません 一律10%優待であることも大きな特徴です
この素敵な特徴を大きく揺るがす内容が2024年に発表されました
阪急阪神お得意様カードに関する重要なお知らせ
阪急阪神お得意様カードが 大きく変化することを前提として内容を執筆しているわけですが この変化の内容を述べる前に 阪急阪神百貨店が各外商顧客に発送した郵送物について整理しておく必要があります
まだ手元に届いていない人もいると思いますので なぜ届いていないのかも含めて解説していきます 一部筆者の憶測も含まれます
お知らせは2種類あるかもしれない
阪急阪神百貨店が発送している「阪急阪神お得意様カードに関するお知らせ」は もしかしたら 2種類あるかもしれません 推測の域を脱しませんが 2種類ある1つが なんとも恐ろしい内容なのです 外商カード刻印の有効期限に関わらず2025年3月31日で終了すると述べ 「大変永らくの間、ご愛顧いただきましたこと、心より感謝申し上げます。」で締めくくっているのではと考えています
つまりこのお知らせを受け取った人は 問答無用で外商顧客が終了することを物語っています この顧客選定方法が現在明らかにはなっていません
この推測に至った理由に 3つの事象があります
- 一時 X(旧Twitter)で 同様の文言の内容で騒がれていた
- 話題になった当時 外商担当に新カードの内容を質問すると 顧客情報を確認してから教えてもらえた
- 新カード担当者から説明を受ける時に「お知らせ」を受け取ったかと聞かれる
つまり上記のことから お知らせには 一定の種類があり 顧客情報を確認したり お知らせの内容を遠回しに確認するなどの方法を取っているのではと推測したわけです
さて もう一つのお知らせは 上記の内容に更に文章が続いているものです
「なお、2025年4月より阪急阪神お得意様カード<プレミアム>は、新カードに変わる予定でございます。」という文章が続いていれば ホッと胸を撫で下ろすことができるかもしれません
これが2つ目のパターンと予測します
お知らせは長期間に渡り発送されている
阪急阪神百貨店が発送している「阪急阪神お得意様カードに関するお知らせ」は 筆者が百貨店側に確認したところ長期間に渡り 任意のグループに分けて発送が行われていると回答がありました その理由は 一度に発送してしまうと 問い合わせに対応できないため とのことです
まだ上の画像のような封書を受け取っていない外商顧客もいるかもしれませんが 心配は無用です ランダムにグループ分けをして順次発送をしているようです
阪急うめだ本店の8階にある お得意様サロン にはこの郵送物記載内容における説明専門の担当者が常駐してました もし質問があれば赴いてみるのも良いかもしれません
(仮称) 阪急阪神お得意様カードの詳細
結論からお伝えすると 阪急阪神外商カードは「クレジット機能付きの外商カード」となります つまりこれまでお伝えしてきた ハウスカードのメリットがなくなってしまうという訳です
新しくなる阪急阪神百貨店の外商カードは クレジットの発行会社に外商カードとしての要素を委託することにより セキュリティー面や利便性を向上させるというメリットがでてきます しかしそれに伴う弊害があらわれています 詳しくみていきましょう
新規外商顧客募集の一時中止と再審査について
阪急阪神百貨店の外商カードが新しくなることにより 噂では新規の外商顧客募集を中止しているとの話もあります またこの新カードに伴い再審査が行われる噂もありました
おそらく予測される新カードのスタートは 2025年4月から※です 当然ではありますが 新カードの詳細が発表されていない現段階において 新規外商顧客の募集が 一時中断しているのも頷けるでしょう※現外商カードの実質的有効期限が2025年3月31日のため
そしてもう一つ 阪急阪神百貨店の外商カードが新しくなるタイミングで 外商顧客の再審査が行われるという噂です
これについては 審査について整理をしておく必要があります 再審査の噂について順を追って考えてみましょう
- 外商顧客としての百貨店側の審査
- クレジット部分におけるクレジット会社側の審査
クレジット機能付きの外商カードにおいては 過去のいくつかの記事で執筆していますが 「外商顧客としての審査」と「クレジットカードの審査」の両方が必要となります この点について百貨店側に確認をしたところ 外商顧客としての審査は既に終了しているので 「クレジットカードの審査」が必要という回答でした
おそらくこれが 新カードに伴う再審査の噂だと思われます
- 外商顧客としての審査・・・完了
- クレジットカードの審査・・・要審査
つまり 現状で外商取引があり 新カードの案内をもらった顧客は 外商の再審査ではなく 新たに付帯されたクレジット部分の審査が必要になります 後述しますが 今回の新カードの発行会社は 三井住友カード株式会社(以下 三井住友カード)です
外商顧客であっても 三井住友カードが発行するカードが作れない人は 残念ながら新しくなる阪急阪神百貨店の外商カードを作れない可能性があります
クレジット会社の審査で落ちる可能性がある
三井住友VISAカードが付帯 その特典
新カードのクレジット部分は 先にも述べましたが 三井住友カードが発行会社となります 国際ブランドはVISAです 一般的なゴールドカードレベルの特典が付帯されています
阪急阪神百貨店で外商カードとして従来通り利用できる以外に様々な特典が付帯されているので確認してみましょう
- 国内・海外ショッピングで利用可能
- 最高300万円までの買物安心保険
- 最高5,000万円までの海外・国内旅行傷害保険
- 国内主要空港のラウンジが無料で利用可能
これらの特典は 特段嬉しいものではないかもしれません 保有するメインクレジットカードの方が 充実している可能性があります
新しい阪急阪神外商カードの年会費
外商カードにクレジットカードを付帯すると 利便性やセキュリティーが向上しますが それに伴う維持費が百貨店側に生じてくることになります これは百貨店側が一定の基準を設けて 外商顧客に負担をお願いしているのだと考えられます それが外商カードの年会費となるのでしょう
年会費無料の恩恵に長く浸っていた 阪急阪神百貨店の外商顧客には この年会費は大きな痛手となることでしょう これまでは 年間買物額があってもなくても 年会費が無料であったわけですから これからはおちおちとしていられなくなるわけです
まずは 2024年度中に 50万円以上の買物実績を積む必要があるかどうかを確認する必要があります なぜなら 新カードに伴う年会費の負担が必要になるからです
一方 冷静にこの年会費をみると 上記の金額は至って良心的金額だと理解できます
(仮称)阪急阪神お得意様カード | 高島屋 | 大丸松坂屋 | |
---|---|---|---|
デザイン発表なし2024年5月時点 | |||
年会費 | 5,000円+消費税 | 10,000円+消費税 | 10,000円+消費税 |
家族会員 | 2,000円+消費税 | 1,000円+消費税 | 1,000円+消費税 |
無料条件 | 50万円以上 | 100万円以上 | なし |
「(仮称)阪急阪神お得意様カード」の家族会員の年会費は 若干他のカードと比較すると割高に思えますが 本会員の年会費5,000円+消費税は まだ良心的に思えます また年会費無料条件となる 年間買物額も50万円以上ですので 許容範囲と思える外商顧客は多いのではないでしょうか?
無料条件をクリアすれば本会員及び家族会員の年会費が無料になる
新しくなる百貨店優待制度とSポイントについて
2025年3月末日まで利用できる「阪急阪神お得意様カード プレミアム」は 一部除外のブランド等はあるものの一律10%割引優待が受けられる 非常に大きなメリットがあります 他の百貨店では 任意の一年間の買物実績に応じて外商の割引優待が決まるところも多いため 阪急阪神百貨店のこの割引制度は非常に大きなメリットというわけです
それが今回の新カードに伴い 以下のような優待制度となりました
年間買物金額(割引優待後・消費税抜) | 割引優待率 |
30万円以上 | 10% |
30万円以下 | 7% |
年間の買物額に応じて翌期の百貨店割引優待率が変化することが大きな特徴です 30万円以上の買物額があれば 10%優待が受けられます 30万円未満であれば7%に下がってしまいます
年間買物額の積算金額は 割引優待後で更に消費税抜の金額
つまり消費税込で定価363,000円の商品を購入した場合 優待割引後(10%と仮定)の金額は税込326,700円です この金額しか年間の買物額がなければ 翌年の優待割引率は7%になってしまいます なぜなら 326,700円は消費税抜きの金額で算出すると297,000円になるからです
食料品 レストラン 専門店 は 割引優待率適用の対象外
食料品やレストランでの飲食における 割引優待は 規定(10%・7%)の割引率では対象外のようです この対象外は従来どおりといえます
現状は箱物食料品(進物用)であれば5%の優待が受けられるのですが これに関しての明記はされていませので改悪の可能性も考えられます 今後の発表を確認したいと考えます
新たにSポイントが付与される 1% これは微妙
割引優待対象外の食料品・レストラン・専門店 及び 百貨店以外でこの外商カードに付帯されているクレカ機能を利用するとSポイントがたまる仕組みとなっています また この前者の阪急阪神百貨店「食料品エリア・レストラン・専門店(除外店舗あり)」での利用は 年間買物額の積算対象となります
ただし これに関しては 年間買物実績に問題のない人は メインクレジットカードのポイント付与と 単体Sポイントカード付与を行った方が得ではないかと思います
これについては さらなる詳細発表を確認する必要があるでしょう
国内利用ショッピングでのSポイントの落とし穴
筆者は「阪急阪神お得意様カードに関するお知らせ」の詳細を確認していた時に ふと思うことがありました それは「国内ショッピング利用におけるSポイント付与」についてです
百貨店の優待割引対象外であるハイブランドは 国内ショッピングに当たるため Sポイント付与が行われるではないかと考えたのです もしこれが行われるのであれば 年間買物積算も可能なのでダブルでお得な内容となります
しかし残念なことに Sポイント付与は行われないことが 問い合わせで確認できました
新カード切替入会特典について
阪急阪神百貨店の新カード(外商)切替入会特典が発表されています 初回の年会費無料特典は残念ながらありませんが 2027年1月31日まで優待割引率が10%で継続します またSポイントが5,000ポイント進呈されます 本会員の年会費分が還元されるということでしょうか?
- 2027年1月31日まで優待割引10%
- Sポイント 5,000ポイント付与
10%優待が約3年ほど持続するのはありがたいです ただし年会費に関しては 初年度より発生する可能性があるため 2024年1月から12月までの買物額を確認する必要があるでしょう
5,000ポイントのSポイント付与に関してはどの段階で行われるのは現在のところ不明です
まとめ
2024年突然飛び込んできた 阪急阪神百貨店外商の新外商カード告知
年会費無料 一律10%優待 年間必要買物額がないといったシンプルかつ大変メリットのある外商カードでしたが これからは 筆者底辺外商顧客としては買物実績に追われることになるでしょう
50万円以上の買物実績を積むこと
新カードにおけるシンプルな考え方は 年間買物実績を50万円維持することが重要ということです そうすれば10%優待と年会費無料が維持できます
(仮称)阪急阪神お得意様カード | |
---|---|
年間50万円以上の買物実績で安泰 | |
年会費無料条件 | 50万円以上 |
優待割引条件 | 30万円以上 |
切替時に家族カードを整理しておく
注意しなければいけない点は 家族カードを複数発行している人です これまでは無料で作ることができましたが 新カード切替に伴い 年間買物実績を積むことができなければ 年会費は重くのしかかってきます 切替時に家族カード枚数を整理しておく必要があるでしょう
2024年秋 さらなる詳細が発表される
2024年秋頃に新カード申込み及び新カードのさらなる詳細が発表されると百貨店側はアナウンスしています 秋頃に新カードの申込みが始まり2024年3月より新カードがスタートするのだと予測されます
どのようなカードデザインになるのか楽しみです
クリスタルラウンジの積算期間は?
気になったので確認をしてみました まだ何も決まっていないようです 筆者2024年は頑張って修行していたので どうなるか少々不安です スタンダードに2024年1月から12月までの買物実績で考えて欲しいところです こちらに関しては詳しい内容がわかり次第お知らせします
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