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2023年9月3日パン粉玉運営本部
百貨店業界の老舗 高島屋が外商入会を促すダイレクトメールを配っていることを確認しました 近年 新しい世代の外商顧客を獲得することを 各百貨店業界は模索しているようです ネット申込み ネット広告 ダイレクトメール などその手法は様々です 従来の紹介のみという格式に拘らない手法で高島屋も動きだしたのかもしれません 本日はそのダイレクトメールを分析してみます
タカシマヤカード《プレミアム》のご案内の概要
昨今 関西の百貨店の外商獲得も様変わりしています これまでは百貨店の外商顧客になるためには 既存の外商顧客より紹介してもらう方法ぐらいしかありませんでした しかし 最近ではネット申込みやネット広告 直談判で審査をお願いするなど 様々な方法があります その中の一つにダイレクトメールがあるのはご存知でしょうか
関西では複数の百貨店が外商顧客になることを促すダイレクトメールを発送しています
筆者は老舗高島屋では 紹介のみと認識していました しかし 筆者本人がダイレクトメールを受け取ることになり 衝撃を受けています 別の記事でお伝えしていますが 既に筆者は高島屋の外商顧客です 既存の外商顧客にもダイレクトメールが送られてきたのは やむを得ないと考えます なぜなら今回ご紹介するダイレクトメールは 特定の個人に向けて発送されたものではなく 一定の範囲を絞って 広く案内を配達していると考えるからです 詳しく見ていきましょう
ダイレクトメールの概要
高島屋の外商検討を促すダイレクトメールの中身は至ってシンプルでした 直接記入をし 申込みすような用紙等は一切入っておらず 封筒の中身は簡単な外商の案内とショールーム等の案内広告が同封されているのみです 外商についての詳細は 挨拶文に記載ある連絡先に連絡を欲しいというシンプルなものでした
- 「ご案内」（挨拶文と連絡先）
- 「タカシマヤカード《プレミアム》」冊子（三つ折り）
- 「ご入会のお客様へのご案内」（外商意外の紹介チラシ）
封筒からわかること
このダイレクトメールを受け取った時に気がついたのですが この封筒には 個人の宛名は記載されておらず 以下の内容が封筒に記載されていました 気になる点をまとめてみます
- 地域にお住まいのみなさまへ
- 料金別納
- タウンプラス
- 外商担当者付カード
- 問い合わせ先
上記画像の封筒で ポストに入っていました 「地域にお住まいのみなさまへ」という記載と「料金別納」ということから 不特定多数の地域住民に配られている封筒だということがわかります
また気になる「タウンプラス」ですが 調べてみると以下のような記述を見つけることができました
つまり郵便局に任意の配達地域を指定すれば このダイレクトメールを配ってもらえるというわけです
このことから相当数の配布が行われていると考えます
さらに封筒を見るだけで 分かる人には理解できる内容となっているのが素晴らしいです 「外商担当者付カード」や「高島屋大阪店外商部」といった文言から 理解できる人は 封筒を開けてくれるでしょう
封筒の中身
封筒の中身は先程ご紹介した通りですが もう少し詳しく分析していきます
まず「ご案内」と称した挨拶文についてです 内容をまとめると以下のようになります
- 高島屋外商入会の検討を促す内容
- 外商顧客になった場合のサービスについて（駐車場優待やサロン）
- 問い合わせ先
- 営業担当者名
この「ご案内」文は 外商を検討してもらい もし興味があれば連絡を欲しいという内容となっています 外商部直通の連絡先が記載されており 営業担当者の名前まで記載されていました
この時点で このダイレクトメールには 外商申込書は入っていないことが理解できます
参考資料として 「タカシマヤカード《プレミアム》」の小冊子（３つ折り）が入っていました
筆者は高島屋の外商を紹介で得たのですが その際は紹介者から送られてきたものに 同様の冊子を確認しています 通常紹介であれば この冊子と入会申込書が同封されているのですが 今回のダイレクトメールは入っていませんでした
この冊子はシンプルに高島屋の外商メリットを紹介しているわかりやすいものです
上の画像は 高島屋の提携会社や外部ショールームの案内が掲載されているチラシのようなものです この案内は外商顧客に限らず一般に提供される同様のサービスです ただし外商顧客になれば これらのショールームでの商品も外商優待の対象だということを述べています
以上が今回のダイレクトメールの内容となります
まとめ
筆者としては 高島屋の外商にいたっては ダイレクトメールはありえないと考えていたので 衝撃的でした やはり次の世代を担う新しい外商顧客の獲得を模索しているのだと考えます 高島屋も既存の外商顧客の紹介では 新規開拓の限界を感じており 新たな一手がこのようなダイレクトメールになったのだと考えます
今回のダイレクトメールは 一定程度の範囲を厳選しているとは思われますが 広く投函されたものだと考えられます まずは「外商とはなんぞや」という理解ある人からの申し出をまち そこから本申込みなのだと理解しました 申込書が入っていなかったのは そのような理由からではないかと考えます
当然ではありますが 本申込みにおける外商審査に落ちる可能性があることは言うまでもないでしょう しかし 高島屋の外商顧客になりたくても 外商顧客になる術がない人からすれば このダイレクトメールは朗報です
紹介の術がない人も外商申込のチャンスがある
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