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2023年9月3日パン粉玉運営本部
まもなく有効期限を迎える近鉄クレジットカード(通称:近鉄外商カード)の更新カードが、2024年9月下旬に各外商顧客に発送されました。
既に多くの方が、新しい更新カードを受け取ったことでしょう。
プラチナ会員以上の方には大きな影響はありませんが、シルバーとゴールドは大きく改変された模様です。
現在わかっている内容について、まとめてみました。

従来の近鉄百貨店外商カードについて
これまでの近鉄百貨店外商カードには、大きく分けて4種類のカードが確認されています。
各ステージ会員に応じて、外商の優待・ラウンジ利用・駐車場優待に差が生じていました。
これらのステータスは、暦年(1月1日~12月31日)の一定の買い物実績に応じて決まる仕組みとなっています。
これまでは、シルバー会員以外のステータスを獲得した場合、外商カード表面の有効期限まで「そのステータス」を維持することが可能でした。
- シルバー
- ゴールド
- プラチナ
- プラチナプレミアム
シルバー会員
普通商品が5%〜10%の優待を受けられます。
ただし、除外日があったり、商品やブランドによって優待率が変化するため、非常に使いにくい外商ステータスです。
ラウンジは使用不可、駐車場優待にも制限があるため、外商カードとしての意味をほとんどなさないのが特徴です。
通常初年度又は前年買物実績 0円〜50万円未満

ゴールド会員
普通商品が各店舗で5%〜10%の優待を受けられます。(除外日はなし)
また、店舗では優待が受けられなくても、請求時に10%の優待が適用されるため、外商カードで支払いをしておくと非常にお得となります。(掛売:クレジットカードのように後日精算・引落)
ラウンジは利用不可。
駐車場優待あり(一部除外あり)。
一番コスパの良いステータスです。
前年の買物実績 50万円超

プラチナ会員
優待はゴールドと同じ。
駐車場優待の幅が広がり、あべのハルカス本店では買い物なしで5時間無料となります。
また、外商ラウンジとして、プラチナサロン(あべのハルカス本店11階)が利用可能となります。
さらに、外商特有のお回しも可能となるらしく、実質的な外商としてのステータスと思われます。
残念ながら、筆者はまだ到達していないため、詳細は不明です。(お寄せいただいた情報を元にご紹介しています。)
年間の買物実績100万円を2年継続後(合計200万円)
プラチナプレミアム会員
プラチナよりもさらに上のステージが最近確認されています。
正確な内容はまだわかっていませんが、相当な金額の買い物実績が必要と思われます。
ホルダーさんからの情報では、外商優待はプラチナと変わらないとのこと。
買い物実績に到達後、外商担当者からカードの提示があったそうです。
情報をお寄せいただいた方 ありがとうございました
さて、2024年11月から新カードと新システムへと移行します。
どのように変わっていくのか?
現在、確認が取れている内容を見ていきましょう。
新システムの内容について
新システムの影響を受ける外商顧客は、2024年10月までのゴールド会員以下の人と考えられます。
一方、プラチナ会員以上の方は、受け取った外商カードの有効期限まで現状のステータスが維持されるものと思われます。
プラチナ会員以上の方の有効期限後については、現在不明。
どのような買い物実績が必要なのかについて、今後分かり次第お知らせしたいと思います。
- シルバーカードがなくなり シルバー会員はゴールドカードに統一される
- 2024年10月までゴールド会員の人は2025年12月31日までステータスが維持される
- 2026年1月2日からは 前年の買物実績に応じてステータスが決定される

ゴールドカード統一について
近鉄百貨店の更新外商カードが各外商顧客に届き始めた9月下旬ごろ、現シルバー会員にもゴールドカードが届いているという情報がありました。
シルバーとゴールド会員は、共に買い物実績が年度更新となるため、一つのグループとしてまとめられたのだと思われます。
では、ゴールドカードホルダーはどのように優待を考えていく必要があるのでしょうか?
ポイントとなるのは、前年の買い物実績です。
前年買物実績50万円以上であればゴールドカードの優待
利用対象商品 | 通常の優待 | ゴールドカードの優待 |
---|---|---|
普通商品 | 各売場で10%優待(一部5%) ※除外品あり | 各売場で10%優待(一部5%) 又は請求時10%優待 ※除外品あり |
ハルカスダイニング | 除外 | 各売場で5%優待 又は請求時に1%優待 |
特価品 | 除外 | 請求時に3%優待 ※除外品あり |
食品・レストラン | 除外 | 請求時に1%優待 ※除外品あり |
専門店テナント | 除外 | 除外 |
ゴールドカードでありながら、前年の買い物実績に応じて優待が変わってしまうため、自己管理が必要となる点に注意が必要です。
近鉄百貨店アプリの活用性と判別方法
ゴールドカードに統一された既存のシルバー会員とゴールド会員ですが、先にお伝えしたように、優待の判別を自己で行う必要があるという点に注意が必要です。
しかし、近鉄百貨店のアプリを活用することで、優待の判別が容易になる可能性があります。
現在、筆者に表示されている「会員証」について、ご紹介します。

上の画像は、近鉄百貨店のアプリ内にある「会員証」です。
外商カードの右上に☆マークがあります。
アプリの運営元に確認したところ、このマークは優待を判別するものという回答でした。
つまり、筆者は現状ゴールドカードであり、この☆マークがあると、ゴールドカードの優待に達していると解釈できます。
現在のところ、新システムがまだ開始されていないため、正確な確認はできません。
11月以降、皆さんの会員証の状況について、ぜひ情報をお寄せください。

現在の買い物実績を確認する方法もあります。
請求書の右下には、積算年の合計額が親切にも記載されています。
次年度のステータスを確認するのに、有効な情報となるでしょう。
ゴールド会員の猶予措置について
今回の改定は、実質的ゴールド会員の方にとって、一番の打撃といえるでしょう。
本来であれば、更新カードの有効期限である2029年10月まで、ゴールドカードの優待を維持できたはずです。
しかしながら、今回の改定により、既存のゴールドステータスは年度更新となり、
毎年50万円以上の買い物実績を達成できなければ、「通常の優待」(前シルバー会員)に転落してしまうことになります。

かなりショックです!
猶予措置というべきかもしれませんが、実質的に継続可能なゴールド会員は、2025年12月31日まで維持できるという措置が設けられています。
とはいえ、これは改悪といえるでしょう。
実質的ゴールド会員は2025年12月31日まで

まとめ
筆者もそうですが、実質的ゴールド会員にとって、今回の改定は大きな打撃です。
まさに改悪というべきでしょう。
以前は、ゴールド会員が最もコスパが良いステータスでしたが、
さて、皆さんはどのようにお考えになるでしょうか?
筆者は、しばらく他の百貨店に投じる予定なので、近鉄百貨店はお休みとなりそうです。
そうそう!お休みしていても、以下の内容には注意です。
2年間買物実績がなければ 自動的に外商カードが失効する
ハウスカードは年会費無料ですが、油断しないよう注意してください。
利用実績がなければ、連絡なく会員資格が失効してしまいます。

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