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2023年9月3日パン粉玉運営本部
かなりレア度が高い大丸お得意様ゴールドカードをご紹介します 過去このカードは大丸百貨店の外商カードでしたが 現在では変更され 法人カードとして存在しています 完全なるハウスカード 一部の法人または個人事業者に配られているカードです 現在わかっている内容についてご紹介します
大丸百貨店の法人カードとは
大丸百貨店法人カードの正式名称は『大丸お得意様ゴールドカード』です このカードは どのような特徴があり またどのような人に配られているのか分析してみましょう
法人カードの特徴
『大丸お得意様ゴールドカード（以下 大丸法人カード）』は すでにお気づきと思いますが 「大丸松坂屋お得意様カード」ではありません 筆者は大丸法人カードを所持しているおり このカードは松坂屋では利用できないということになります
株式会社大丸松坂屋百貨店は 以下のように規約に記載しています
法人会員の申請に基づき、大丸法人お得意様カードまたは松坂屋法人お得意様カードを発行するものとします。
法人お得意様口座規約より
つまり 株式会社大丸松坂屋が発行する法人カードではありますが 大丸法人カードと松坂屋法人カードが存在していることを述べています
また 大丸法人カードはカード名義は法人名となっています そのため法人に所属する役員及び従業員がこのカードを所持していれば 大丸百貨店の買い物が可能となるわけです 買い物時には所定の売上表にカード利用者本人の署名が必要となります
一般的に知られている『大丸松坂屋お得意様ゴールドカード（以下 大丸松坂屋外商カード）』と どう違うのか そろそろ読者の皆様も気になっていることでしょう 大丸松坂屋外商カードとの違いが分かるよう特徴をまとめてみました
- ハウスカード
- 年会費無料
- 外商優待割引無し
- 大量購入割有り
- 駐車場優待有り
大丸法人カードはハウスカードであり 年会費無料です 外商優待が受けられないという このカードには大きな問題があります が 実は全く割引が受けられないという訳ではありません 例えば法人が行うイベントなど配られる記念品などを大量に購入する際は どうやら担当者との交渉により割引が受けられるそうです
わかりやすいメリットとしては やはり「駐車場優待」ではないかと考えます
外商カードである大丸松坂屋外商カードは 年会費が１万円＋消費税だということは 皆さんも良くご存知だと思います 既におわかりと思いますが 駐車場優待に着目した場合 年会費無料の大丸法人カードは 外商優待と同等の駐車場優待が受けられることがわかります これが大丸法人カードの大きなメリットだと考えます
法人カードの発行対象
大丸法人カードの発行対象は どのような団体なのでしょうか？一言で『法人』といっても人格を持つ社団等という位置づけであり かなり範囲が広いものとなります 大丸松坂屋は以下のように述べています
（略）所定の手続きを経て、法人お得意様口座開設の申し込みをいただいた法人、官公庁、社団、財団その他の団体等に対し、当社が認めた場合に、法人お得意様口座を開設するものとします。
法人お得意様口座規約より
これを読む限りかなり 発行対象はかなり広い範囲だということがわかります 株式会社の名がつくものから 官公庁 社団・財団にまで広がっています また筆者のような士業は基本「個人事業」の分類であり 法人格ではありません（法人格も存在しますが多くは個人事業です）法人口座の開設が可能なことから おそらく「その他の団体等」に分類されるものだと予測します
発行対象が広範囲ではありますが ハウスカードの特性及び名義が法人名であることから 審査は厳しいのではと予測します
（略）所定の手続きを経て、法人お得意様口座開設の申し込みをいただいた法人、官公庁、社団、財団その他の団体等に対し、当社が認めた場合に、法人お得意様口座を開設するものとします。
法人お得意様口座規約より
「当社が認めた場合に、法人お得意様口座を開設する」という文言から 当然ではありますが この法人カードには「審査」が必要であることがわかります
大丸法人カードは クレジット機能付きではなく 純粋な「ハウスカード」です そのため法人カードを利用した買い物は一時的に 百貨店の負債となります 筆者の独自見解となりますが 負債を持つ百貨店側としては審査を厳しくせざるを得ないと解します
法人カードの注意点
法人カードは カードの名義が当然ではありますが「法人名」となります つまりそのカードを持っている人は その「法人名義の会社が認めた役員または従業員として位置づけられる」訳で カード所持者は 所定の百貨店で自由に買い物が可能となります 当然ではありますが 信頼のおける役員や従業員にしか預けることができないカードです
もし悪意がある役員や従業員が 不正な買い物を行えば 口座の持ち主である法人に支払いが課せられることは当然です 大丸の法人カードに限ったことではありませんが こういった法人カードを保有することには 十分注意が必要というべきでしょう
またこちらも大丸法人カードに限られたことではありませんが カード失効にも十分注意が必要です 外商カードにも年会費が無料のカードが複数存在しています こういったカードは 一定の期間の利用が確認できない場合 なんの連絡もなく失効する特徴があります
（略）会員が本口座開設時または最終支払日より２年以上本口座をご利用されない場合は、当社において本口座を取り消すことができるものとします。
申込内容とカードが届くまで
ここでは 大丸法人カードの申込からカードが届くまでの流れをご紹介します 大丸法人カードの申込書は極めてシンプルなものでした 当然ではありますが 申込名義である法人について詳細な記載を求める申込書となっています
申込書の内容
大丸法人カードの申込書の内容物は以下のようなものになります 法人カードの詳細が記載されたパンフレットなどは一切ありませんでした
- 挨拶分
- 法人お得意様口座開設申込書
- 法人お得意様口座開設申込書の記入例
- お取扱い金融機関一覧
- 法人お得意様口座規約
- 返信用封筒
「法人お得意様口座開設申込書」の内容を確認すると 非常に興味深いことがわかります（上画像右上）そこからは「法人カード」と「法人外商カード」が存在するのではないかと推測できます 法人カードは 大丸か松坂屋 さらにそれらの各店舗を申込店として選択が可能のようです 一方「法人外商統括部」というものが東京と大阪にあり ここから法人の外商が存在していることを認識できます 興味があり少し調べてみたところ 以下のサイトを確認することができました
サイトを見る限り 対象となる法人は相当な規模と予測します 筆者は興味はありましたが このサイトをそっと閉じました
話を戻しましょう
申込書の記載項目は至ってシンプルなものでした 法人カードなので当然ですが 会社規模を確認する内容となっています
- 会社名
- 代表者名
- 所在地
- 本店所在地
- 創業・設立
- 業種
- 従業員
- 資本金
- 年商
支払サイクルは15日締め翌月15日 申込時に記載した口座から引き落とされる流れです
カードが届くまで
筆者は大丸松坂屋の外商カードを既に解約し この大丸法人カードだけを保有しています その理由は言うまでもなく駐車場優待を利用するためです 今回 筆者はうっかり大丸法人カードを失効してしまいました このカードがないと非常に困るため再申込をしたというわｋです カードが手元にとどくまでを記録してみましたので興味がある方は是非お読みください
大丸百貨店の外商部より送ってもらった今回の書類 駐車場優待が使えないため大急ぎで返送を行いました
申込書を迅速に郵送してくれた担当者に感謝です
担当者からは再申込ではありますが 再審査は必要と告げられていました おそらく審査は問題ないという回答でした
ポスト投函から1週間待ちましたが 担当者も含めカード発行元から何の連絡もないので 審査通過と個人的に判断しました
審査落ちの連絡は意外と早いと個人的に思っています つまり連絡がないことは審査通過の可能性が高いと考えているわけです
予想以上に早いカード到着でした ポスト投函から18日目となりました 次は失効しないように気をつけます
まとめ
大丸法人カードは あまり一般的には目にしないカードです 謎の多いカードですが 今回の再申込で いくつかのことが予測できました
- 大丸法人カード
- 松坂屋法人カード
株式会社大丸松坂屋という2つの百貨店が１つの会社として存在していますが 法人カードは各百貨店ごとに作る必要があるようです 残念なことに外商カードとしての機能はなく 唯一のメリットは駐車場優待が利用できることでしょう
また気になるのは「法人の外商カード」です 今回申込書からその存在がわかりました ラウンジや駐車場で優待が受けれるカードのリストを見ることがありますが おそらく「あのカード」と思えるものがありますね
筆者の見解ではありますが この法人カードの審査は厳しいのではと感じます 会社規模 信頼性が大きな判断基準になると予測します この大丸法人カードについては引き続き調査を続けていきます
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